壮大/壮絶に蛇行するP-Funkの歴史の中で、 George Clinton は正気を取り戻した、1994年作。1
色々あって、自主制作で作品を作ることを決断した、 George Clinton なのですが、とにかくしがらみ無く楽曲を作りまくって。これが最高の作品なのです!!
しょっぱなの #1.‘Dog Star’ からして、DeWayne ‘Black Bird’ McKnight がギターを弾きまくる Funkadelic の再現と思える楽曲です。
次の #2.‘U.S. Custom Coast Guard Dog’ は「これこそP-Funk」とも呼べる、 Funkadelic / Parliament が一体化したとも言える一曲
続く #3.‘Some Next Shit’ / #4.‘Just Say Ding’ も、高速ブレイクビーツに合わせて George Clinton が高速でスピットするラップをカマして、とにかく盛り上がります。
Sly & the Family Stone のフレーズを使いつつ、P-Funk としか言えない #9.‘All Sons Of Bitches’ とか、とにかくやりたい放題なのです。
とにかく、ゲストも何も無し、身内のミュージシャンで、やりたいことを固めた一枚。 やはり、P-Funkかくあるべし、とも言える盤です。
