"Late for the Skay"(1974) / Jackson Browne

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彼の代表作と称される、1974年作。1

一緒に過ごしたベッドのライトの瞬きを通しても分からない
もう朝の便に遅れてしまそうなんだ

と言う主題歌の歌詞から分かる通り、離別や諦観の末に作られた楽曲の数々。 それは力強いメッセージよりも、それを聴いた人達の気持ちに、ひっそり染み入ります。

第二の声とも呼べる、 David Lindley のスライド・ギターやフィドルのフレーズは、そっと主人公の歌に寄り添い、諸々の楽器隊や、歌声でハーモニーをつける人達も、決して主人公の歌を邪魔しません。 Elektra/Asylum の辣腕プロデューサー Al Schmitt ですらそうです。

とにかく、この音楽の世界観を壊さないことに、全員が気を使っているのが分かります。

こんな地味な楽曲群が、21世紀の現時点においても名盤とされ、メッセージもメロディも有効、それは何かの奇跡かとすら思えます。

Jackson Browne - Farther On