"James Brown's Funky People"(1986) / Various Artists

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James Brown(JB)の”In the Jungle Groove”1と同じ時期に出された編集版。 JBの音楽は、周辺のプロデュースを手掛けたバンド/歌手込みで成立するもの、と言うことがよく分かる編集盤。 ‘86年2において、殆ど忘れられていた音源を丁寧に集めた、このシリーズは、金字塔とも呼べるのではないでしょうか。

主に、Fred Wesley/Maceo Parkerを中心にしたThe J.B.‘sと、Lyn Collinsの音源で構成。 どの曲も、切れ味抜群のリズムと歯切れの良いホーンセクションで構築された乾いたグルーヴばかりで、JBとバックのメンバーの緊密さがよく分かります。

特に、Lyn Collinsのブレイクビーツの定番である #3.‘Think (About It)’ #5.‘Mama Feelgood’ #7.‘Rock Me Again & Again & Again & Again & Again & Again’ のカッコよさ!! その後の、ストリングが妖しくも艶のあるフレーズを奏でる、ミディアム・ファンク #9.‘Take Me Just As I Am’ も、押しが強いだけでない、彼女の魅力が分かります。

The J.B.‘sの演奏も、JBが歌に掛け声に、全面的に参加しているので、まぁ、殆どJBの曲ですね。 基本的に3分前後のビシッとコンパクトなファンキーチューンばかりですが、#8.‘Damn Right, I Am Somebody (Parts 1 & 2)’ の6分半の長尺演奏がダレたりしないのは、要所要所を締める、JBのシャウトが肝なのです。

後々、もっと曲数多いコンピレーション盤や、個別のミュージシャンのアルバムもリイシューがされてもなお、JB研究者、Cliff Whiteの重要仕事として、いまだ有効なのでないでしょうか。


  1. “In the Jungle Groove”(1986) / James Brown [return]
  2. ’Living in America’の大ヒットで、再度脚光を浴びていた時期でもあった。 [return]