"Love Power Peace"(1992) / James Brown

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オリジナルアルバムを80枚とか作っているJB御大ですが、当然、全部が全部良い訳でもないので、全部持っていたりしても余り意味が無いと言うか…。では、何も知らない人が1枚買うなら、どれを選ぶべきかと問われたら、間違いなくこの “Love Power Peace” を差し出したいのです。 正直、JBの他のアルバム全部中古屋に売っても良いから、是非持っているべき盤ではないかとさえ思いますよ。

1992年に出たこのライヴ盤は、サブタイトル “Live at The Olympia, Paris, 1971” が示す通り、絶頂期の貴重な発掘ライヴ録音。バックのメンバーには、Bootsy Collins(Ba.) / Catfish Collins(Gt.) / Jabo Starks(Dr.) / Fred Wesley(Trombone) / Bobby Byrd(Vo.&Organ)ら、オリジナルJB’sの凄腕が揃い、しかも演奏の息がピッタリ合った、かなり凄まじい演奏です。

マルチテープを丁寧にデジタルマスタリングしているので、音質も最高で、特に加入直後の若き日のBoostyのぐりぐりと弾きまくりな演奏が全体のグルーヴを引っ張る様がよく分り、それに煽られてか御大も、のっけからハイテンションで飛ばしまくり!。更に #3.‘Ain’t It Funky Now’#7.‘Get Up (I Feel Like Being A) Sex Machine’ #10.‘Give It Up or Turnit a Loose’ では切れ味満点のCatfishのギターソロがかなり長かったり、 #9.‘Medley: Papa’s Got a Brand New Bag/I Got You (I Feel Good) /I Got the Feeling’ #14.‘Super Bad’ が、スタジオ録音よりかなりテンポアップしているのに、キメのフレーズがいちいちばっちりなのも凄いですよ。

アップとスローがほぼ交互に出てくる、少々せわしない内容ですが、全く中だるみもなく、選曲も代表曲ばかりなので、楽しいし。ソウルとかファンク、と言うカテゴリを越えて、「全ジャンルのライヴアルバム」の中でも屈指のアルバムだと思いますよ。1


  1. 2004/02/12に書いた文章に加筆訂正しました。 [return]