(とある、ロックバーにて)
「最近の曲はサッパリ分からないなー。 だって、音も歌も、‘70年代が最高だろ?」
「そんなことないですよ、探せばありますよー。」
「今かかってる、カーペンターズとかいいよねー。」
「そうですか。」
「…って、これホール&オーツの曲じゃん!! カーペンターズ、これカヴァーしてたっけ?」
「(ニヤニヤ)」
Rumer については、公式サイトを読んで下さい(手抜き)
しょっぱなの2011年の1stアルバムから、「カレン・カーペンターが40年の時を経て転生した!!」としか言いようのない歌声、歌唱でした。
賛否両論あります。
でも、現在、この世の中で、一番切望されている「優しい歌声/音色/歌詞」、これを実現するのが、どれだけ難しいことなのか、を鑑みると、こういう人は一人必要だな、と思うようになりました。 …と言うか、彼女のような人が、たった一人でも、今、この時代にいる、と言うだけで一つの奇跡じゃないか、とも思えてきます。
彼女も段々自覚的になってきたのか、「カレン・カーペンターが'83年以降も生きていたら、こういう歌を歌っていたのではないか」と言う選曲、アレンジになってきました。
編集盤ですが“B Sides & Rarities”に入ってる、The Beach Boys、The Beatles、Stephen Bishopのカヴァーなんかは、「確信犯やなぁ(でも、嬉しいわぁ)」と言う感じもします。1
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2015/09/24 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎