偉大な剽窃ソング その5 1
「これはどうにもこうにも剽窃/盗作だろう」と思われながら名曲と言う楽曲を、今回も紹介します。
はい、潔い盗作です。2 裁判で負けて、盗作認定。 Ray Parker Jr. とレコード会社は多額の賠償金を払うことになりましたとさ。
でも、今聴くと、やっぱり “Ghostbusters” の方が絶対楽しいし、今でも盛り上がるんですよね。
ギター/ベース/シンセサイザー/リズムマシンの使い方、組み合わせ方にも、当時の Ray Parker Jr. のミュージシャンシップとセンスの冴えが感じられますし、この楽曲一つだけでも、彼の元々持つエンターテイナー気質、原曲には無い全員で歌えるフックを考えるサービス精神、二枚目気取りなのに、どこか抜けてるキャラ、等々が遺憾なく生かされていて、いやー、音楽ってホント奇跡ってあるんですよね!!と言いたい気分に。
とは言え、盗作は盗作。音楽は音楽。
まぁ、「盗作したら、裁判で負けて、多額の賠償金を払うハメになる」と「盗作の方がずっと愛されている」が両立する世の中、これ、本当に素晴らしいですよね。3
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2016/11/25 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎