音楽千夜一夜物語 第四十五夜 "Do Right"(1980) / Paul Davis

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Paul Davis - Do Right

宗教音楽も気軽に聴いたら良いのでしょうか。その21

洋楽史に燦然と輝く意味不明謎邦題の筆頭格、「パステル・メッセージ」。

歌詞の出だしで “I know that he gave his life for me” (主が私に命を分け与えて下さったのですね) ですしね。

ライトでスムースなファンク・サウンドに、アナログシンセが多重に縫うようにアンサンブルを奏でる、途中でリタルダンドして、いきなりアカペラになり、また急にブレイクして盛り上がる、と言うドラマティックな構成も良いです。

彼の歌唱には'50sのドゥワップや、 Sam Cooke 、 Marvin Gaye の影響が濃いのに、ゴスペルの素養を押し出すのじゃなく、途中のアカペラが、ヨーロッパ風の(所謂)「賛美歌」風味、でも若干ドゥワップに寄せている、なのが面白いところです。2


  1. 前回はこちら “Love Him, Love Her”(1980) / Seawind ↩︎

  2. 2017/08/22 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎