まぁー、音楽の話は適当でいいんですよ。 なので、ビートルズ辺りからしたら良いんないでしょうか?
私が一番好きなビートルズのカヴァーはこれでないしょうか。
‘90s初頭に、ブラック・ミュージックの破壊的な革命児であった、天才プロデューサー、Teddy Riley、何をトチ狂ったのか、フツーにオーソドックスなコーラスグループ、Blackstreetを結成します。
でも、とにかく先鋭的なビートとサウンドで攻めた彼が、新たに作ったグループが、心地良いコーラス・グループで、彼は自分自身の商業的成功を納めるのです。 うん、良い話ですね。
この曲は、彼にとって最大のヒット曲で、それが自作でない、と言うのはいいですね。 当時R&Bのコーラスグループが白人の名曲をカヴァーしてクロスオーバー・ヒットを狙っていた時期にあって、今聴き返すと、全く打算もなく、すごく素直な「良い曲を、良い歌唱と、良いハーモニーで」と作られた、奇跡でないでしょうか?
老夫婦が、(多分新婚旅行で)訪れた、‘60sロンドンと、その周辺を、セピア色の画像の中で再訪する、と言うPVも実にいいですね。1
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2017/11/17 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎