偉大なるギタリストNile Rodgersの良い仕事、その31
Chicの1stの後に出された、超傑作シングル、1979年作。
Norma ‘Jean’ Wright は、NYのセッションシンガーで、リード・ヴォーカルを持たない(持てなかった)Chic の1stアルバムでの、最高の「声」であった訳です。
その縁で、 Nile Rodgers が彼女の1stアルバムをプロデュースし、それなりに良い結果を出した後、2ndアルバムの先行シングルとして出したのがこの曲です。
はい、その直後に、レコード会社は倒産して、彼女の2ndアルバムは幻と消えてしまうのですけどね…。 とは言え、この12インチ盤しかない楽曲、真の名曲ですよ。
全体的に洒落た、でも切れ味凄い演奏で、なるほど、 Chic の2nd/3rdアルバムの前に、こういう12インチ盤で色々実験してたんですね。
特に 3:50 頃に、いきなりブレイクダウンして、ベースとドラムとエレピのリラックスしたグルーヴにキラキラしたパーカッション、いきなり割り込んでくるカウベルの乱打、追って入ってくるピアノの弾むようなノリ、最高過ぎでしょう!!
‘78-‘81年にかけての、Chic/Nile Rodgers の仕事は、Diana Ross - “I’m Coming Out” や Sister Sledge - “He’s the Greatest Dancer” など、後世に残る名曲ばかり。
お手軽で洒落たディスコヒットが欲しいレーベルには貴重な存在だったのでしょうが、それ以上の文化を残してしまったのですね。2
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前回はこちら “Good Times”(1979) / Chic ↩︎
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2018/03/09 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎
