マイルス・バンドからジョン・コルトレーン、ハービー・ハンコック、キース・ジャレットなど有名ミュージシャンを輩出、“マイルス・スクール”と呼ばれた。
BIOGRAPHY - マイルス・デイヴィス | Miles Davis - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
マイルス・スクール卒業生とソウル/ファンク その1
ビバップ以降、(所謂)「モダンジャズ」の世界では、 Miles Davis は絶対で。 彼の歩みと、関わってきた人達だけ追っていけば、モダンジャズの歴史は大概把握できる、位の勢いでした。
勿論、マイルス・スクールの卒業生の中では、ジャズだけではなく、ディスコ/ファンク/ソウルに関わりを持つ人達も(少なからず)居たので、その話をします。
マドンナの初期のヒット曲をプロデュースしたジャズ・ギタリストのレジー・ルーカスが亡くなった。享年65歳だった。
Reggie Lucas は、電化期 Miles Davis を支えたギタリストで1、 Miles Davis の'75年引退宣言でバンド解散後は、同僚だった James Mtume と Mtume2 を結成と同時に、プロデューサー/アレンジャーチームとして、‘70s末期のNYサウンドの礎を築きます。
彼の持ち味は、アップテンポのダンスナンバーでの、洗練されたリズム・カッティングなんですけど、メロウなミディアムや、スロウナンバーでの、メロディアスなフレーズも実に良いのですよ。
特に、 Stephanie Mills の諸作品は、全部良くて「キラキラした週末の夜が今始まる」を音で表現されているので、皆さん、是非聴いて欲しいですね。3
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2018/05/27 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎