マイルス・スクール卒業生とソウル/ファンク その41
Harvey Brooks は、辣腕ベース奏者として数々のセッションをこなした人で、有名どころだと、こんな感じでしょうか?
- Bob Dylan “Highway 61 Revisited”
- Al Kooper/Michael Bloomfield “Super Session”
- The Doors “The Soft Parade”
等々があります、名盤ばかりですね。
Miles Davis の作品では、 “Bitches Brew” だけ参加しているのですよね。2 単にセッションマンとして参加しただけなので、スクール生ではないのですが、彼のシンプルなブルース・ロック感覚の8ビートが、「ジャズ」ではない音とマッチしており、かの盤が、特別な存在になったと思うのです。
Nick Gravenitesの1stアルバムは、Harvey Brooksの元々の持ち味のフォーク・ロックと、Mike Bloomfieldのブルース感覚、歌手の持ち味であるソウルが自然と混じっていてグルーヴが生きている、ホントに好きな作品です。
ちょっとレア盤過ぎて、知っている人も少ないアルバムなのですが、今では色々な配信サービスで聴けるので、試しに探してみてやって下さいな。3
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2018/08/15 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎