頭のおかしいフランス人 その31
どう考えても頭おかしいのに、良い曲を作るフランス人、の話を書きます。
でも、私なんかは、彼らは、その一挙一投足が世界の音楽シーンを揺るがす、という大物アーティストになっている、と言う事実に、ピンと来ないんですよね。
結局、彼らは「ばかげたパンク」を自称しつつ、やっているのは、最初から最後まで、エレクトロ、アシッド・ハウス、ディスコの混淆であって、それぞれの要素が増えたり減ったり、洗練度が増したり、原点に立ち返ってラフになったりを、繰り返しながら、ずっと一介の「音楽オタク」だったわけです。
- Daft Punk - Da Funk
- 1997年の渋谷のレコード屋、どこでもこれ流れてたので、すごく寒かった冬のBGMとして記憶に残っています。
- Daft Punk - Touch It / Technologic (Live 2007)
- 当時、「いま、フレンチ・エレクトロが大ブームで、新しいスタジアム・ロックはこんな形なのだ」と解説されていて「…???」って思ったライヴ・アルバム2007年作。
まぁ、「好きを貫いて世界を動かせるだけの力を持つ」って、オタクの夢ですしね(笑)
私は、ディスコ要素が強い2nd “Discovery” や 4th “Random Access Memories” が好きですが、それだけ聴いていても彼らの本質分からんかもなぁ、とか思ったりもします。2
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2018/11/17 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎