映画「ボヘミアン・ラプソディ」に出てこなかった重要人物 その31
映画「ボヘミアン・ラプソディ」に出てこなかった/カットされた人物から、バンド Queen の音楽性を読み解きます。
あれだけ、予告編で ‘Under Pressure’ を流しておきながら、本編で数秒、 David Bowie も出てこないって、そりゃないですよ。
“Freddie Mercury Tribute Concert"での、彼のパフォーマンスは、一世一代の名演とも言える渾身の歌唱。 この前年の"Sound + Vision Tour"での「これ以降、過去の曲を一切封印する」宣言をあっさり撤回したけど、それも良かったと言えますね。
"I, I will be King, and you, you will be my Queen"
(僕はキングになるから、君は、僕のクイーンになって欲しいんだ)
"We can be us just for one day"
(たった一日だけど、僕達は、僕達らしくなれるんだ)
歌詞も含めて、この曲は、この日のために書かれたと言いたいくらい、素晴らしくて、「音楽好きでよかったなぁー」と思えます。
ギターで(所謂)「フリッパートロニクス」を再現していた、Mick Ronsonも翌年亡くなり、David Bowieも、もうこの世にはいません。 でも、音楽は続いていくのです。2
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2018/12/22 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎