音楽千夜一夜物語 第七十五夜 "Dark Side of the Moog"(1976) / Colosseum II

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Colosseum II - Dark Side of the Moog

「黒い」紫色 その21

Deep Purpleの創始メンバーにして、常にバンドの音楽的/精神的支柱であったオルガン奏者、John Lord。 彼は2002年に脱退、2012年没。 でも、バンドは続いていくのですなぁ。

その後を引き継いだのが、Don Aireyなのです。

Colosseum IIは、Jon Hiseman(dr.) / Gary Moore(Gt.) を中心に組まれたバンド。 鍵盤担当Don Aireyは、これがメジャーデビュー、ついでに言うとGary Mooreもメジャーデビューだった、その後も、様々なハードロックバンドに係わっていきます。2

他のパートに負けないオルガンの力強さ、繊細で美しい旋律のピアノ、テクニックを駆使しまくったシンセサイザー、全てがそのデビュー盤に記されていますね。3


  1. 前回はこちら “LA Cut Off”(1977) / Glenn Hughes ↩︎

  2. Brian May - “Driven By You” とか ↩︎

  3. 2019/03/23 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎