ジャズじゃないブルー・ノート(BN) その21
ブルー・ノート60周年なので、彼らが出した「ジャズじゃない」音源で、今、聴いても良いのを紹介します。2
よく知られたことですが、この曲は「いとしのエリー」の下敷きになった曲です。 まぁ、桑田佳祐は、こう言うメロウなミディアムが好きですしね…。
彼女の'75年作 “Who Is This Bitch, Anyway?”3 は、もう名盤中の名盤でしょう。 David T. Walker / Chuck Rainey / Harvey Masonと言う鉄壁リズム隊が構築する、「磨き上げられた緩さ」とも呼べる完璧なグルーヴ、流れるような揺らぎのエレクトリック・ピアノ、主役の押しの強さが適度に取れた、ブルージーな歌唱。
‘75年と言う、この後徐々にロックもジャズもソウルも、クリアでメリハリのついたカラっとした音像に移行する寸前の、貴重なドキュメントとも言える音が、レコード盤に刻まれている、とも言えますね。4