ジャズじゃないブルー・ノート(BN) その31
ブルー・ノート60周年なので、彼らが出した「ジャズじゃない」音源で、今、聴いても良いのを紹介します。2
‘80s初期の頃、ジャズは殆ど、歌入り歌謡曲でした。 ‘79年 ‘Street Life’ 、‘80年 ‘Just the Two of Us’辺りが大きかったんですなぁ。 テクを全面に押し出さない、リラックスした、メロウでムーディーなオトナの音楽。 そういうのばかりでした。 まぁ、(所謂)「フュージョン」とか言われる類の音楽ですね。
モダンジャズの総本山、BNも臆面もなく、そういう路線になります。 でも、そういう音楽にも良いものがあるんですよ。
Ronnie Lawsは、「歌も歌えるサキソフォン奏者」として、BNに何枚もアルバムを残します。 彼は世代的なものもあって3、普通にドゥワップやソウルミュージック、ファンクに馴染んでいたので、バップも歌も、同じ地平なんですね。4
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前回はこちら “You Taught Me How To Speak In Love”(1975) / Marlena Shaw ↩︎
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2019年の話です。 ↩︎
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一時 Earth, Wind & Fire のメンバーでもありました Last Days and Time - Wikipedia ↩︎
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2019/12/10 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎