音楽千夜一夜物語 第八十二夜 "December"(2009) / Norah Jones

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Norah Jones - December

ジャズじゃないブルー・ノート(BN) その31

ブルー・ノート60周年なので、彼らが出した「ジャズじゃない」音源で、今、聴いても良いのを紹介します。2

2000年代のBN発の最大のエポックと言えば、 Norah Jones でしょう。 ジャズ/ジャズ・ヴォーカルだけでなく、BNそれ自体のあり方、それ以外の大衆音楽の枠組みまでも、ドラスティックに変えてしまったのですから。

最初は「ゆるい癒やし系」だけだと思われていたのですが、類似の女性ヴォーカルが、あっという間に消えていく中で、彼女は持ち前のミュージシャンシップとタフさとしなやかさで、そろそろ20年選手。

私はリアルタイムで彼女のデビュー盤3を買ったのですが、まさかこんな歌手になるなんて想像もできませんでしたね。

それでは、皆様、メリー・クリスマス!!4


  1. 前回はこちら “Every Generation”(1980) / Ronnie Laws ↩︎

  2. 2019年の話です。 ↩︎

  3. Come Away with Me - Wikipedia ↩︎

  4. 2019/12/23 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎