日本のポップス輪廻転生物語 その31
この曲出た2014年当時、相当衝撃的だったんですよ。 と言うか、Hip-Hop/R&Bファン、その他Top40マニアとかも、唖然でした。
「まさかのハイ・ファイ・セット使いかよ!」2
J. Cole、自分の誕生日をタイトルにした曲で、生まれた年、1975年に出た曲をサンプリングして組み上げる、と言う方針で作られたアルバム。 その様な視点で見ると、ハイ・ファイ・セットの曲、モロに1975年の(所謂)「ニュー・ソウル」っぽい! 特にイントロの、細かいハイハットの刻みと、揺らぐエレピ、シンコペーションが効いたベース、ワウワウでオブリガード入れながらカッティングで支えるギター、それを縫うように出てくるフルート。
なるほど、「ニュー・ミュージックとは、日本人が追いつこうとしたニュー・ソウル」であったのでしょうね。3