音楽千夜一夜物語 第九十四夜 "Got to Be Lovin' You"(1977) / Erik Tagg

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Erik Tagg - Got to Be Lovin’ You

Stevie Wonderのソックリさん選抜戦その21

うわ、モロじゃないですか!!

「アナログシンセを駆使したファンク」「ボサノバやサンバをソウルに溶け込ませる」「半音細かい上下メロをファルセットとバリトン/テナーを行き来しつつ、極々自然に聴かせる」辺りは、Stevie Wonderの中でも、かなり難しい模倣で、この曲はそれを超えた音楽性でしょう!!

この後、彼は、そこまでソックリさんじゃなくなります。 後に彼が一番有名になった歌唱は Lee Ritenour - ‘Is It You?’ でしょうか。

人に歴史あり、思えば遠くに来たもんだ、と言う感じです。2 3


  1. 前回はこちら “My Flame”(1978) / Bobby Caldwell ↩︎

  2. 後、この ‘Got to Be Lovin’ You’ 2021年当時、セブンイレブンの店内BGMでインストアレンジ版が流れていたんですが、あれ何だったんでしょうね…? ↩︎

  3. 2021/03/17 に書いた文章に加筆訂正しました。 ↩︎